少量で手軽にそれなりにおいしくなるのが、だしパック
世間でもてはやされる高級なだしパックも、400ccの水に対し8グラム程度で作られています。これは1リットル換算で20グラムとなります。一方ちゃんと取るおだしは、素材にもよりますが1リットルあたり30グラム程度使います。1.5倍の開きがあるのに、出汁パックはそれなりの味がするのは何故だと思いますか?それは、うま味を感じさせるために「無添加」をうたっていても食品添加物に該当しないうま味を補強する「酵母エキス」や「たんぱく加水分解物」といったグレーゾーンな食材を使ってうま味をカサ増ししているから。全てを天然素材だけであの味を作ろうとすると、コストが何倍にも跳ね上がってしまうからやりたくてもできないのです。もちろん、少量でそれなりに美味しく作り上げる企業努力というのは凄まじいものを感じ尊敬に値します。
今回の商品は当たり前ですが、そういったものは一切なく素材からでるうま味だけで出来上がります。素材の分量も申し分ない分量を贅沢に袋詰め。だからどんなだしパックとそもそも立ち位置が違っているんです。